あごろべえ
静岡県富士市
上下顎の動態を把握することが全ての歯科医療の基本なのです。
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動的平衡・顎口腔医学研究会

図説 直立動態と心身症状

人の立つしくみに内在する病因の発見と臨床応用

臼井五郎 【著】
動的平衡・顎口腔医学研究会 【編著】
下向央 【監修】

2013年07月10日 A4判 352頁

11,000円(税込)

産学社エンタプライズ

インプラント術後トラブルの原因と対処法

レビュアー: あごろべえ

1 ( 評価 : 1 )

2013-07-15(月) 著者によるレビューです

スウィング理論によって、直立平衡を可能にしている顎口腔機能の失調が全身へ影響することが明らかになりました(咬合バランス≒直立バランス≒心身症状:耐性には個体差がある)。「咬合と全身」問題にひとつの「解」を得たと言えるのではないでしょうか?
歯科疾患の原因として古くから「細菌」と「力」が上げられていましたが、「力」への対策は十分とは言えませんでした。ここにおいてもほぼ「解」が得られたと思います。
現在、顎口腔機能と言えば「咀嚼」「発語」が自明のことと理解されています。スウィング医療の普及によって、「直立(頭部)平衡」が社会的に認知され、重要な顎口腔機能として書籍、教科書、公文書に記載される時代の早い到来を切に願っています。より多くの方々の「健やかな人生」を支援するために。(監修:下向央)

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