摂食嚥下障害の倫理

箕岡真子・藤島一郎・稲葉一人 【著】

2014年05月30日 A5判 170頁

1,980円(税込)

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はじめに

1.摂食嚥下障害に気づく
  ケース1:『夫は最近,体重減少があります』と妻がいったケース
2.淵源障害が回復可能であったケース
  ケース2:嚥下リハビリテーションで回復した脳血管障害のケース
  ケース3:一時的な胃ろうで乗り切った脳血管障害のケース
3.認知症の食事拒否のケース
  ケース4:本人の食事拒否による栄養不良にもかかわらず,家族が径管栄養を拒否したケース
4.摂食条件を守らず,誤嚥を繰り返したケース
  ケース5:胃ろうを拒否し,死んでも口から食べたいといったケース
5.本人に意思能力がある回復困難なケース
  ケース6-1:症状を改善する可能性のある有益な治療を拒否したケース
  ケース6-2:医学的適応のない治療を要求したケース
6.本人に意思能力がないと,更なる倫理的ジレンマが生じるケース
  ケース7:家族が「お父さんは延命治療を望んでいなかった」といった脳血管障害のケース
  ケース8:関係者間で意見が対立したアルツハイマー病の嚥下困難のケース
7.新たな問題提起
  ケース9-1:誤嚥性肺炎予防目的で喉頭摘出術を実施した原因不明の大脳基底核疾患のケース
  ケース9-2:経口摂取を望み,局麻下声門閉鎖術という医療的処置を受けたケース

おわりに