事例で学ぶ禁煙治療のためのカウンセリングテクニック

エキスパート編

谷口千枝 【著】
田中英夫 【編集】

2012年08月31日 B5判 176頁

2,640円(税込)

看護の科学社

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序章 私の考える禁煙カウンセリング
  1 禁煙カウンセリングとの出会い
  2 カウンセリングを学ぶ
  3 心理療法の特徴
  4 心理療法をどこまで学べばよいか
  5 現在

第1章 禁煙治療で用いる実践的なカウンセリング方法 総論
  1 カウンセリングと心理療法,行動科学の違い
  2 効率的な禁煙カウンセリング
  3 効果的なカウンセリング方法

第2章 聴く
  1 来談者中心療法とは
  2 来談者中心療法におけるクライエントの制限
  3 来談者中心療法でのカウンセラーの3つの必要充分条件
  4 来談者中心療法で使われる技法
  5 来談者中心療法を禁煙治療に適応するために
  演習

第3章 分析する
  1 身体的な問題への分析方法
  2 精神・行動的な問題への分析方法
  3 禁煙治療に用いられる行動科学のモデル
  4 TTMを用いた禁煙治療での分析(アセスメント)
  場面設定 初回での介入

第4章 介入する
  1 動機づけ面接法で介入する
  2 認知行動療法で介入する
  3 行動科学で介入する
  演習

第5章 身体的な問題への対応
  1 薬剤選択に関わる身体的問題への対応
  2 体重増加に対する対応

第6章 事例
  事例1「介入する:行動科学的介入の失敗例」
  事例2「事例1の2回目のカウンセリング:動機づけ面接法,行動科学的介入を織り交ぜた介入成功例」
  事例3「聴く:無条件の肯定的関心・自己一致の失敗例」
  事例4「介入する:認知行動療法:認知の再構成の失敗例」
  事例5「分析:準備性の把握の失敗例」
  事例6「行動科学的介入:セルフエフィカシーの強化 成功例」