第1章　社会的背景
　1　21世紀の歯科医療の姿
　2　医科歯科連携・多職種連携が求められる社会的背景
　3　医科歯科連携・多職種連携のモデル
　4　21世紀の歯科医療「ジャパン・モデル」へ
　5　医科のエコシステム

第2章　歯科医院からできる医科歯科連携
　1　人生100年時代の歯科医院～地域の健康ステーション～
　2　地域医療機関との関わり
　3　照会状を通じて歯科の価値を医科に伝える
　4　いま実践できる医科歯科連携のために
　5　医科歯科連携の始め方

第3章　歯科訪問診療
　1　歯科訪問診療の概要
　2　歯科訪問診療推進の鍵となるもの
　3　歯科訪問診療における嚥下診療
　4　歯科訪問診療における嚥下診療の具体的進め方

第4章　病院歯科
　1　急性期病院歯科口腔外科における多職種連携と地域連携
　2　ケアミックス病院歯科の役割と，歯科-歯科連携のもつ重要性について
　3　リハビリテーション歯科における医科歯科連携，チーム医療の実践
　4　周術期等口腔機能管理を通じた医療連携の立ち上げ
　5　周術期等口腔機能管理を通じた医療連携・病診連携における課題とその解決

第5章　医科からの視点
　1　「医師だからこそ歯科受診を勧める」時代へ
　2　医科診療に歯科的視点からの“口のみかた”を加える
　3　医科が口腔の健康の入り口となり，歯科が全身の健康への入り口となる時代へ

第6章　ビジョン
　1　社会保障制度組み込みへの道筋
　2　医科と歯科の結節点
　3　学府の視点から
　4　行政の視点から
　5　学術の視点から
　6　医療の中の歯科医療へ
　7　日本の総合病院に歯科導入を促進するには
　　～広域型病院，地域型病院での歯科の役割は？～

第7章　歯科医療の次なるステージへ
　1　口腔を制する者は，予防医療を制する時代
　　～地域における医科歯科連携，多職種連携が要～