ブックタイトルapollonia_201804
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apollonia_201804
014 2018.04営は安定していましたが、流れ作業のように診療している日々に疑問を抱くようになりました。 そんな時、恩師から自費中心の診療に挑戦しないかとの連絡が入ったのです。スタディーグループ「くれなゐ塾」で1 ~ 10期までお世話になり、手技にはある程度の自信があったので、埼玉の診療所を閉めて虎ノ門で開業して、新たなスタートを切ることにしました。 ところが、自由診療専門だったこともあり、井手デンタルクリニック東京都中央区 口腔内を診る前に、患者さんが診察室に入ってくる様子や全身の観察、顔の触診を行うと話すのは、東京・銀座で井出デンタルクリニックを開業する井出徹院長。30年以上前から「噛みしめ」に注目し、顎の緊張をほぐすマッサージやマウスピースによる姿勢の矯正など、独自の診療スタイルを構築。非歯原性の口腔・全身のトラブルを解決に導いている。独自の手法で非歯原性の悩みに対応井出 徹氏Ide Toru1955年生まれ。80年神奈川歯科大学卒業。日本食育小児育成研究会会長、TMD研究会代表。スタッフ:歯科医師1人歯科衛生士2人ユニット:2台「教科書を疑え」―TMD(噛みしめ症候群)研究会の会長を務めているとのことですが、いつごろから噛みしめに注目し始めたのでしょうか。井出 1980年に神奈川歯科大学を卒業した後は、皆と同じように歯科医院に就職して4年ほど勤務しました。 独立を考えていた時に、縁があり、継承者を探していた埼玉県の先生の診療所を引き継ぎました。患者さんは一日40 ~ 50人で、経