ブックタイトルapollonia_201804

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概要

apollonia_201804

2018.04 037初診時(2016年12月10日)1 口腔内写真抜歯してかなりの日数がたっているにもかかわらず、顎堤の落ち込みが大きい。治癒形態によって、理想的な位置にインプラント埋入を行うためには、大きい範囲にGBRが必要になる可能性が考えられた。入することを計画していたが、8 7 6 のブリッジは清掃性に問題があり、支台歯形成にも患者さんは難色を示していた。もともと8 のみがきにくさを訴えて抜歯を希望していたこともあり、8 を7 に移植して、骨欠損部にボーングラフトを行う治療計画を立てた。 抜歯窩はまだ治りきっていなかったが、頬側の骨が今後もっと吸収する可能性を考慮し、抜歯後3カ月目に移植することになった。( 4 、5 )。治療経過 オペ時にフラップを開けると、頬側の骨がほとんど残っておらず、移植歯の歯根が大きく露出してしまうことが分かった。そこで骨増生のために『ガイストリッヒ バイオオス』『ガイストリッヒ バイオガイド』を設置した。 移植後、3週目で根管治療を開始し、根管充填後、5カ月目に補綴を行った。 1年後、CTにて移植歯の周囲に骨様の組