ブックタイトルapollonia_1712
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apollonia_1712
臨床駅伝G10 2017.12こんな患者さんが来たら?治療経過 2017年1月12日、抜歯時のGBR後3カ月待機し、インプラント埋入を行うこととした。 この時1 1 の歯槽堤の状況から、1 を水平的・垂直的にさらに造成した方が、最終補綴物作製時に審美的に左右対称な形態が得られると考え、インプラント埋入と同時に水平的・垂直的なリッジオギュメンテーションを行った。術式としては、水平方向には硬組織による増大を、垂直方向には補綴時の歯冠乳頭の再現も考え、結合組織移植術による軟組織の増大を行っている。 切開剥離を行うと、8月のGBRによって埋入部位に十分な骨が造成できていたため、予定通りの角度・深度で『SLActiveRoxolid』の4.1×10㎜BLTを埋入することとした( 1 、2 )。 次に、CTGを行うために右側口蓋部より結合組織を採取した( 3 )。恩師である中田光太郎先生に教えていただいた、供給側の侵襲を最低限に抑えることができるシングルインチジョンテクニックで採取を行ったが、この時わずかに上皮を裂開させてしまった。これからも修行が必要であると感 患者さんの多様な悩みへの対応法は、歯科医師によってさまざまです。スタディグループからスタディグループへ駅伝のたすきを渡すように症例検討を続けることによって、より患者さんの期待に沿える対応を探ります。京都府・医療法人隆歩会 あゆみ歯科クリニック松井山手所属スタディグループ:N1 会Fukuhara Takahisa第走者福原隆久1前歯がグラグラする。きれいに治したい(下)● 41歳、男性● 初診:2016年6月20日● 残存歯:(Eichner A)7654321 12345677654321 1234567