ブックタイトルapollonia_1712
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2017.12 076 在日アメリカ商工会議所(ACCJ)と、欧州ビジネス協会(EBC)が2年に一回発表している『ACCJ-EBC医療政策白書』。日本の政策をも左右するその最新版が発表されました。特に疾病予防を重視した政策提言が特徴的で、「ワクチン接種の拡大」「フッ化物濃度の高い歯磨剤の導入」などの背景になっているとの指摘もある、実現性の高い政策提言だとされています。最新版の概要を抜粋して紹介します。(本提言の要求事項に編集部として同意するものではありません)●文:編集部日本の歯科に関する要求■ 歯周病予防を一層強化し、歯科医師・歯科衛生士による従来の歯みがき指導に加え、個人の口腔状態に基づいた歯間部清掃(歯間ブラシやデンタルフロス)の指導や、マウスウォッシュの使用を促進する必要がある■ 若年層に多い歯肉炎の予防促進のために、児童の歯みがき教育の中に歯間部清掃の指導を追加して取り入れるべきである■ 健康保険診療報酬制度は、患者にむし歯と歯周病の予防について指導する歯科医師に、より多い報酬で報いるべきである■ フッ化物応用をさらに進め、むし歯を予防するために薬用歯みがき類の承認基準を改定し、国際的整合性を考慮して薬用練り歯みがき類(医薬部外品)のフッ化物配合上限を引き上げ、洗口液、液体歯みがき(医薬部外品)にフッ素を配合することを早期に可能にすべきである予防、ヘルスケアIT、女性の健康ACCJ-EBC医療政策白書2017