ブックタイトルapollonia_1712

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概要

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2017.12 038『マイクロファンネル』による試験の流れ 当院では、全てのハンドピースを患者さんごとに滅菌。さらに、3台のユニットに給水系の塩素濃度を調整する除菌装置『ポセイドン』(セルフメディカル)を導入して、ウォーターライン内での雑菌滅菌しても不十分?ハンドピースのサックバックで雑菌が繁殖●取材・文:編集部Miura Kenji●話し手:三浦健二 氏東京都・三浦歯科医院 院長 現在、厚生労働省は「患者ごとにハンドピースを交換し、滅菌するように」と指導しています。しかし、当院で実施した試験により、ハンドピースをオートクレーブで滅菌しても、サックバックされた水が雑菌繁殖の原因になり得ることが明らかになりました。試験の結果を報告します。繁殖を防いでいます。しかし、・タービン、エンジン、スケーラーの動作停止時にサックバックはないのかという疑いが生じました。そこで、それを検証するために試験を行うことにしたのです。 タービンは原理上、動作停止時に水とエアーのサックバックが生じるため、特別にサックバック防止装置が設けられ