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概要

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2017.11 026 この度サンメディカル㈱から、『ボンドフィルSB』に比べて硬化時間が短縮され、よりストレスなく研磨操作に移れるようになった『ボンドフィルSB プラス』が発売されました。Toothwearをはじめ、従来の修復方法では困難だった症例での応用例を中心に解説します。自己接着型コンポジットレジン●文:Nakamura Mitsuo中村光夫 氏千葉県・中村歯科医院『ボンドフィルSB プラス』の特長 『ボンドフィルSB プラス』は、『スーパーボンド』と『ボンドフィルSB』※1の技術を発展させて、複雑な応力がかかる症例に対して修復物自体が応力緩和できる機能(Stress Buffer)を持たせた光・化学重合(Dual重合)タイプの自己接着型コンポジットレジンです。エナメル質と象牙質を一括処理可能なセルフエッチングプライマー「ティースプライマー」、反応性有機質複合フィラーを配合する4色の「粉材」、接着性モノマー・4─METAと高疎水性モノマーに親水性光触媒を加えたMMAベースの「液材」、重合開始剤・TBBを含む「キャタリストV」で構成されています(上写真)。 接着システムの基幹となるティースプライマーは、pH3と歯質脱灰能は低いものの、接着強さはリン酸水溶液処理エナメル質、クエン酸─塩化第二鉄水溶液Yasuda Noboru安田 登 氏東京都・歯科医院 キャビネ・ダンテール御茶ノ水SB プラス』の臨床『ボンドフィル