ブックタイトルapollonia_1711
- ページ
- 22/34
このページは apollonia_1711 の電子ブックに掲載されている22ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは apollonia_1711 の電子ブックに掲載されている22ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
apollonia_1711
2017.11 062西田亙氏登場のインパクト 私は近い将来、「100歳まで生きる時代」が到来すると予測しています。このような超長寿社会では、「年金制度などの現状維持が困難」「慢性疾患や障害による損失が長く続く」というリスクが考えられますが、特に重要なのは、・予防可能な疾患は予防すべき・不可逆的な機能障害まで進行させてはならないということです。 とりわけ歯周病が糖尿病と深い関係にあることから、・歯周病の管理によって糖尿病の予防、進行抑止を行うという歯科医療の新たな役割が加わっています。2型糖尿病は予防可能な上、重症化すれば腎症による透析や失明など不可逆的な状態となり、社会的損失も大きい疾患です。その上、患者数が多いため医療経済的にも大きな問題になっていまMatsuo Toru松尾 通 氏東京都・松尾歯科医院 院長日本歯科アンチエイジング学会会長●取材協力:●取材・文:編集部ペリオ改善における3大変化とは?● 糖尿病医療の歯科への関心● 機能性表示食品への期待●「 溶かす歯科治療」の登場 近年の医療イノベーションは、単に新薬や高度医療機器の開発だけでなく、幅広く産業育成と関わりを持つようになっており、それは歯科も同様です。特に歯周病分野に訪れた3つの大きな変化は、歯科医療の裾野を広げる可能性を秘めているようです。今後の歯科医院に期待される新しい取り組みについて、常に新しく広い視野で歯科医療を捉えている松尾氏に聞きました。