ブックタイトルapollonia1710
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ナノバブルで2017.10 056薬品要らずのユニット配管浄化アイテム 「歯科用ユニットの中の水が細菌で汚染されている」という報道が、歯科医療への不安感を広げています。特に、ユニットの配管内に水が長期間貯留した場合、バイオフィルムが形成され、簡単には除去できなくなってしまいます。このバイオフィルムを、薬品もカートリッジも使わずにナノバブル技術によって除去する方法が開発されました。バイオフィルム形成の条件 ユニット内にバイオフィルムが形成されて細菌汚染源となっていることが問題になっています。・ユニット内で水が温められる・ 夜間や休診時にユニットの給水系の残留塩素が抜ける・ 水道水の取水口からハンドピースの先端までの距離が長い●取材協力:●取材・文:編集部Kawai Hiroyuki川合寛幸 氏一般社団法人 新環境技術評議会 理事ベンチャー企業や大学が持っている知財を借り受けて実用化に結び付ける活動をしている産学連携機関。2011年3月設立で、早稲田大学の大村敬一教授が代表理事を務めている。これまでに、水に溶ける炭素や微生物による非化学農薬などを市場に送り出してきた。一般社団法人 新環境技術評議会『Dr.Nano for Dental』(製造:(一社)新環境技術評議会)は、全長7㎝、直径2.5cm程度の小さな筒状の装置。ユニットの配管に取り付けるだけでナノバブルを生成する。実物大