ブックタイトルapollonia_1708
- ページ
- 10/36
このページは apollonia_1708 の電子ブックに掲載されている10ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは apollonia_1708 の電子ブックに掲載されている10ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
apollonia_1708
2017.08 032他業界からのメッセージMitsumune Kazukiヨーロッパの伝統技法を日本の繊細さと融合特殊左官・塗装業224デザイン性に優れたイタリアン漆喰―御社の業務内容を教えてください。光宗 弊社は塗装工事業者として、商業施設の内装や塗装を中心に、個人住宅の カラフルな色と多様な模様が特長の「イタリアン漆喰」。丸紘では約20年前にその技法を取り入れ、日本人の繊細な感覚と融合させた新技術で、商業施設や個人住宅の内装・塗装工事を行っている。「一刷毛入魂」をモットーとする同社代表取締役の光宗氏に、どんな要望にも応えられるオーダーメードの壁作りについて伺った。光宗一城 氏㈱丸紘 代表取締役http://www.marukoh1971.com/内装なども行っています。特に、普通の塗装業者ではできない「イタリアン漆喰」の施工ができるのが強みで、国内外のファッションブランドの内装も多く手掛けています。―イタリアン漆喰は、日本の漆喰とどう違うのですか。光宗 大きな特長はそのデザイン性で、さまざまな色と模様があります。特に模様のパターンは無限大で、ランダムな模様の表現はイタリアン漆喰の大きな魅力といえます。日本の漆喰は白色がほとんどで、表面はできるだけなめらかに仕上げるのが良いとされているのと対照的です。材料についても、日本の漆喰は石灰がメインですが、イタリアン漆喰は大理石の粉末や雲母などを混ぜて変化をつけることも多いです。 弊社では20年ほど前からイタリアン漆喰を取り入れ、現地に職人を派遣したり、向こうから招聘したりして技術を学んできました。ただ、概してイタリア人は仕上げが雑で、それを指摘されても「これ