ブックタイトルapollonia_1706
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apollonia_1706
2017.06 072 噛み合わせのバランスが悪いと聴覚の異常を引き起こすことについては、以前から報告されていましたが、定量的に測定するシステムはありませんでした。リョーカン(中村総一郎代表)が発売した『噛み合わせ聴力分析器』により、どの程度の影響を与えているのか、スクリーニングできるようになりました。補綴治療、矯正治療において「聴力バランス噛み合わせ外来」が誕生する可能性を探ります。噛み合わせ聴力分析器 噛み合わせ聴力分析器『NM -2020』(リョーカン)は、聴力と咬合の相関関係を応用したものです。聴覚テストを基に独自のアルゴリズムにより噛み合わせの問題を判別し、聴力を示すオージオグラムと、聴力に関連する咬合状態を歯列画像にオーバーレイ表示するシステムで、聴力測定にかかる時間は約2分です。 周波数は125Hz、250Hz、500Hz、1000Hz、2000Hz、4000Hz 、8000Hzの7段階、音量はマイナス20db ~90dbまで10dbと5db刻みの2段階を選択して測定するため、精度と時間を調整できます。 患者さんには健康診断の聴覚測定と同じように、ヘッドフォンから音が聞こえてきたらボタンを押してもらいます。小さい音でも聞こえるということは聴覚の亢進、大きな音でも聞こえないのは聴覚の低下を示します。●取材・文:編集部リョーカン㈱●取材協力:Ujiie Yoshiaki氏家賢明 氏東京都・氏家歯科医院聴覚障害の種類(顎関節症耳症状)①聴力低下症(難聴)②めまい、立ちくらみ(メニエール症候群)③耳鳴り「聴力バランス噛み合わせ外来」の可能性