ブックタイトル1705apollonia
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2017.05 030他業界からのメッセージ行き場を失った猫に新しい家族を見つける保護ネコカフェ221「保護猫カフェ」を始めた理由─「保護猫カフェ」を始めた経緯と目的についてお聞かせください。山本 「東京キャットガーディアン」は行き場を失った猫と、猫と一緒に暮らしたい人をつなぐ仲介の場として、2008NPO法人「東京キャットガーディアン」は、東京・大塚と西国分寺に開設した猫カフェ型開放シェルターを拠点に、殺処分ゼロを目指し、 行政(保健所・動物愛護センター)などから猫を引き取り、飼育希望者に譲渡する活動を行っている。代表の山本葉子氏に「保護猫カフェ」を始めた経緯や現状の課題等を伺った。山本葉子 氏NPO法人東京キャットガーディアン代表http://www.tokyocatguardian.org/年4月に国内初の「猫カフェ型の開放シェルター」として始動しました。当時はまだ「保護猫カフェ」という言葉はありませんでしたが、人間の一方的な都合で捨てられて、殺処分されそうになっている、あるいは無責任な飼い主や悪質なペット業者によって多頭飼育が崩壊した現場を見て、「餓死寸前まで追い込まれた小さな命が目の前にあるのに放っておけない。何とかこの過酷な状況から1頭でも多く助ける方法を作り出さなければ」と考えたのが、この活動を始めたきっかけです。 猫たちの避難所であるシェルターを開放型にしたのは、里親探しには猫を実際に見てもらう必要があること、そして常設にこだわったのは、譲渡会を開くたびに屋外に連れ出すのは、移動を嫌う猫にとって大きなストレスになると考えたためです。 東京の大塚と西国分寺にあるシェルターはどちらも駅から近く、普段猫たちが生活している空間です。猫たちが安心できる場所でかわいい姿を見ていただけ