ブックタイトルapollonia_1703

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概要

apollonia_1703

2017.03 008医療法人社団一心会 新札幌いった歯科北海道札幌市青木一太氏Aoki Ichita北海道医療大学歯学部卒。同大大学院卒。同大臨床准教授。同大非常勤講師。2009年、新札幌いった歯科開業。現在、医療法人社団一心会理事長。スタッフ: 歯科医師22人歯科衛生士14人歯科助手10人歯科技工士1人受付5人事務局本部8人ユニット:一心会の4医院で17台( 各医院、6台・4台・4台・3台) 勤務医時代、「一つの所で落ち着いて仕事をしないと、診療の予後も分からないし、人間的な成長もない」と考え、一つの歯科医院だけで8年間修行。開業後は、明確な理念に基づいた診療と経営を実践している。「人財」の多彩さを生かしつつ、マニュアルを徹底して質の担保を両立させながら医院を拡大してきた。そのノウハウと哲学を紹介する。「1医院で勤務」にこだわる―開業までの経緯を教えてください。青木 歯学部卒業後、札幌市内の歯科医院で8年間勤務しました。そこでは、診療の基礎から教育、マネジメントまで多くのことを学ばせていただきました。勤務医時代は、複数のドクターが診療することのメリットと、複数ドクターの医院特有のマネジメントを会得できる貴重な機会です。私も、採用から教育までたくさんのことにチャレンジし、実地で学ぶことができました。ここでの経験は、開業後に医院の規模を拡大していく中で、十分に生かされてきたと思います。本当に感謝しています。―「複数の医院に勤務しよう」とは考えなかったのですか。青木 少なくとも7~8年間は同じ場所で仕事をしないと、患者さんの予後から自分の医療判断が妥当だったのか評価・判断できませんし、後輩を育てる機会も巡ってはきません。一つの所で責任を持って仕事をしなければ、マネジメント多様化する人財の採用と教育を進める