ブックタイトルapollonia_1703
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115 2017.03歯科界の問題点を掘り下げる担当記者に聞く『週刊ポスト』の歯科関連記事「やってはいけない歯科治療」第1弾(『週刊ポスト』2016年7月8日号)「自分の体験を話したい」との声も―昨年7月に「やってはいけない歯科治療」の第1弾が掲載された直後から、本誌編集部にも、「『週刊ポスト』の記事はひどい。歯科界から反論すべきだ」などの意見が多数寄せられました。これまでも、歯科医療についての告発記事が週刊誌に掲載されるケースは少なくありませんでしたが、今回の連載への反応は特に強かったように思います。その意味でも、『週刊ポスト』の企画は「当たり」だったのかもしれません。この一連の報道から、歯科界が学ぶべきところは何かを考えたいと思います。よろしくお願いします。安田 通常、いわゆる「歯科バッシング」の報道は、医療事故、もしくは「タービン使い回し疑惑」のような、安全対策の不備に関わるトピックスがあった時に盛り上がります(次ページ図)。 しかし、今回の『週刊ポスト』は長期連載であったことに加え、きっかけになる事件・事故の類が見当たらなかったのが印象的です。どのようなことがきっかけで連載を開始したのですか。岩澤 私は報道番組で歯科治療の問題点を取り上げてきましたが、テレビは制約が多くて消化不良でした。 昨年、「飲んではいけない薬」という『週刊現代』のシリーズが話題となり、『週刊