ブックタイトルapollonia_1703
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apollonia_1703
2017.03 072 計画性のある歯科医師人生を送ると、いつかは「セミリタイア」の時期が訪れます。歯科医師としては引退しないものの、経営の第一線からは離れ、悠々自適の生活に移行したい。多くの歯科医師が夢見る形ですが、実行に移すにはある程度の蓄えが必要です。ある個人開業の歯科医院をモデルに、セミリタイアを可能にする資産形成術をシミュレートしてみます。セミリタイア可能な資産形成歯科医院の相談事例から●文:Taniguchi Tetsuo谷口哲男 氏さいとう税理士法人医療コンサルティング部課長。ドクター向けの税務対策に強いファイナンシャルプランナー。手取りベースの所得をどう増やし、どう守るかを主体にしたライフプランを聞き出すのが得意。それにマッチした長期的に安心できる「人生経営計画書」を作成し、経営支援を行っている。[相談内容] 開業後6年がたち、収入が安定してきた。今でもある程度の貯金はあるが、将来の診療報酬減少や少子化、体力的な不安などを考え、55歳をめどにセミリタイアしても金銭的に不安のないような資産形成がしたい。[家族構成]本人:開業歯科医師(48歳)妻 :専従者(46歳)長女:インターナショナルスクール在学(15歳)[売上]5,900万円(うち自費950万円)[収入(可処分所得)]3,000万円(税、社会保険料差し引き後)[支出]生活費・住居費 460万円住宅ローン 330万円保険料 330万円教育費 240万円お楽しみ資金 140万円[年間貯蓄額]1,500万円「55歳でセミリタイアしたい!」A先生の事例