ブックタイトルapollonia_1702
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071 2017.02Dr.ビーチの残したものDr.ダリル・レイモンド・ビーチ「一生の間に、どれだけう蝕が予防できますか」歯科医療を社会に広く届ける―2016年10月、Dr.ビーチがお亡くなりになりました。ちょうど、関係の深かった株式会社モリタの創業100周年に当たり、一つの時代の節目を感じさせられます。Dr.ビーチが日本の、いや世界の歯科医療にもたらしたものは何なのか、お話しいただきたいと思います。安田 Dr.ビーチが開発に携わった『スペースライン』が出来たのは1963年。私が歯科学生のころには、すでにその名声は揺るぎないものでした。しかし、私はDr.ビーチに直接ご指導いただいた経験はなく、お弟子さんで義弟でもある水戸律夫先生にお話を伺うべく、お越しいた1926年2月14日 米国ネブラスカ州プレザンデールに生まれる。1947 ~ 51年 米国オレゴン大学歯学部卒業、DMD取得。1951 ~ 52年 米国オレゴン州ポーランドにて診療。1952 ~ 57年 横須賀米国海軍病院に口腔外科医として勤務。この間米国外務省の人材交流プログラム“ピープル・トゥ・ピープル・プログラム"により、 日本をはじめアジア各国を回り、米国歯科診療の最新技術を紹介、指導を担当する。1962年 米国アラスカ州アンカレッジにて診療。1969年~ 原爆傷害調査委員会顧問。1969 ~ 94年 HPI研究所創立、 理事長。国内外の歯科医師、大学関係者に歯科教育コースを提供する。1970年代 システム・ロジック・コングレス主宰。1970 ~ 76年 世界歯科連盟FDI歯科診療委員会顧問。1983年~ APLO(Academy of Performance Logic-Oral)名誉会長。1984 ~ 96年 世界保健機構(WHO)口腔保健専門委員会委員。84年から実施されたタイ、チェンマイ州でのWHO地域口腔医療プロジェクトに、独自に開発したシステム・ノウハウを全て無償供与し、全面的に協力。OMUアソシエーション、World Society for pd Health Care理事。1995年 有限会社LANセンター開設。2000年 春の叙勲で勲三等瑞宝章受章。2002年 Global Network for Systematic Health Care設立。2005 ~ 16年 NPO法人GEPEC(Global Engineering Promotionand Education Collaborative)設立理事長。2016年10月29日 死去。享年90歳。