ブックタイトルapollonia_201612
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apollonia_201612
2016.12 120 私は、以前から日本の歯科医療の質を、歯科医師自身の取り組みによって高めようとしてきましたが、なかなか実を結びませんでした。しかし、近年のインターネット環境の普及に伴い、歯科医師の自主的な質向上の活動で、社会の歯科医療への評価を高め、ひいては歯科の診療報酬を改善することができると確信するに至りました。日本の歯科医療の問題点と、破折歯治療をテコに歯科医療の質を高める「PDM21」の活動を紹介します。 破折歯治療を中心とする質の高い歯科治療の臨床データを蓄積、インターネットで公開し、歯科医療の価値を高めることで、歯科医療の低額医療費政策を変える基盤を作ることを目的にした歯科医師の集団。所定の基準(ウェブでの症例報告、クレーム対応など)を満たした歯科医師を「推薦医」(仮称)として、会のウェブサイトで紹介する。症例の評価は最低でも5年単位となるので、時間を掛けて質の高い歯科治療の基準を確立していく。2017年1月に正式に発足する予定。現在も全国各地から、破折歯の治療のために眞坂歯科医院に患者さんが集まって来る。PDM21の活動を通じて、全国的に破折歯治療の技術を広めていくことを目指している。PDM21(Professional Dental Management 21 Century)とは?●取材・文:編集部東京都・眞坂歯科医院●取材協力:Masaka Nobuo眞坂信夫 氏破折歯治療で歯科医療の質を高める試み