ブックタイトルapollonia1610
- ページ
- 24/36
このページは apollonia1610 の電子ブックに掲載されている24ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは apollonia1610 の電子ブックに掲載されている24ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
apollonia1610
2016.10 076●取材・文:編集部NPO法人日本・アジア口腔保健支援機構プライマリケア事業部マスティック臨床研究会●取材協力:神奈川県・とつかグリーン歯科Watanabe Syuji渡邉秀司 氏神奈川県・もろずみ歯科Morozumi Akira両角 旦 氏 90年代、「ピロリ菌キラー」として脚光を浴びた天然樹脂、マスティック。H.ピロリとP.ジンジバリスをはじめとする歯周病原因菌がともにグラム陰性菌であることから、歯周病の予防にも効果があるのではないかとして、日本では、当時明海大学歯学部の高橋慶壮先生(歯周病学・現奥羽大学教授)らによって研究が進められた経緯があります。その後もマスティック樹脂の研究は続き、マスティック樹脂による歯周病原因菌抑制のメカニズムも明らかになりました。歯科医院がマスティック歯磨剤を“処方”することの意義を考えます。マスティック樹脂を歯周病予防に活用歯磨剤を処方する時代へマスティックは、ギリシャ南東部のヒオス島に群生する潅木から採取される樹脂。東洋では「洋乳香」として知られる。