ブックタイトルapollonia1610
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2016.10 068 日本において、オゾンが医療に応用されたのは1817年ごろとされている。戦前には、歯科でも歯周治療に用いられていたが、その後、途絶えた。再びオゾンが歯科治療に用いられるようになったのは1990年代になってからで、2010年には歯科治療に適したポータブルタイプの『オゾン・オーラル・イリゲーター』が開発された。さらに11年には、長時間にわたってオゾンの活性を持続できるオゾンジェル・クリームが用いられるようになった。これらは、殺菌、口臭抑制、抗炎症、止血、創傷治癒促進、漂白などを目的として使用されている。オゾンによるこれらの機序を概説するとともに、実際の臨床例を報告する。●文:大阪歯科大学細菌学講座Oh Hourei王 宝禮鹿児島県・吉嶺歯科Yoshimine Shinichiro吉嶺真一郎福岡県・ひろた歯科医院Hirota Ken廣田 健殺菌抗炎症口臭抑制止血ホワイトニング創傷治癒促進オゾンを用いた歯科治療のメリット