ブックタイトルapollonia_1609

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概要

apollonia_1609

011 2016.09の母の応援もあって、最終的に父も許してくれました。 進学した鶴見大学歯学部は、まだ創設から間もなく、私は3期生として入学し、大学院は1期生でした。専攻は小学生時代の体験の影響もあって、小児歯科を選択しました。口腔内だけでなく、全身的な知識も要求される分野で、追いついていくのは大変でしたが、やりがいもありました。私生活では、大学院の4年生の時に結婚し、勤務医時代に出産を経験しました。―働きながらの出産では、いろいろご苦労もあったかと思いますが。竹内 家庭の事情などもあり出産の1週間前まで勤務していたのですが、院長から「診療中に陣痛が始まると患者さんにも迷惑がかかるから」と言われて、産休に入りました。 出産後は、1カ月で職場復帰しました。当時は何も考えずに、ぎりぎりまで頑張りたい、早く復帰したいという気持ちが強かったのですが、今振り返ると無謀なことをしたと反省しています。子どもがいろいろな物に触らないよう、ユニットの周りには治療時に必要な物以外は置かないようにしている。