ブックタイトルapollonia_1605
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apollonia_1605
009 2016.05のユニットやベルト式のドリルなどが置いてあったので、ユニットが私の遊び場でした。将来的に自宅での開業を考えていたのかもしれませんが、理由を聞かないまま他界してしまいました。 また、父の実家が和室の間仕切りや欄間などを作る木工業を営んでいたため、小学生のころは、自宅脇の作業場でノミや鉋を使った木工遊びをよくしていました。思い返せば、歯科医師になるための素地を自然に学んでいたのかもしれません。 東京歯科大学卒業後は、補綴の医局に3年間残りました。先輩からの「補綴は最終処置なので、最終形から考えていくと、最初の治療がイメージしやすい」とのアドバイスが医局に残る決め手になりました。 また、そのかたわら都内の歯科医院でも勤務医として働き始めました。そのうち、父の診療も参考にしたいと考え、週2日ほど父の医院で働くことになりました。左/ JR関内駅から徒歩3分の場所で開業しているため、遠方から電車を利用して来院する患者さんも多いという。右/ JR関内駅は、横浜スタジアムや中華街からも近い。車椅子の患者さんにも対応できるように、ゆったりした診療スペースを確保した。