ブックタイトルapollonia_201603

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概要

apollonia_201603

2016.03 008子どもも高齢者も通いやすくたむら歯科東京都墨田区田村昌平氏Tamura Shohei1978年生まれ。日本大学歯学部卒業後、東京医科歯科大学大学院障害者歯科学分野修了。群馬県館林市、足立区の口腔保健センターおよび板橋区の診療所にて障害者歯科診療に従事した後、2015年10月開業。障害者歯科学会認定医。スタッフ: 歯科医師2人(うち非常勤1人)歯科衛生士3人助手1人ユニット:3台 東京医科歯科大学大学院時代から、障害者歯科を専門に取り組んできた田村院長。地元である墨田区東向島の地に昨年10月に開業し、障害者をはじめとして、歯科受診が困難な患者さんも気軽に来院できるように気を配っている。地域に根差した歯科医院として認知を広げようと奮闘している田村院長に、障害者を診る上での配慮や、医院デザインのコンセプトを伺った。下町になじむ親しみやすい医院―この度は、弊社の「歯科医院デザインアワード」(2016年1月号で発表)にご応募いただき、ありがとうございました。こじんまりした、アットホームな雰囲気の医院ですね。設計士さんはどのように決めたのですか。田村 設計は、中学時代からの友人にお願いしました。当院は障害をお持ちの方などを診療する「スペシャルケア外来」を標榜しているので、まず「バリアフリー」であることを大前提に、下町の雰囲気から浮かない、親しみやすい医院にしたいということを伝えました。細かい指示などは特にしませんでしたが、彼がいろいろ考えて、工夫してくれました。 このテナントは以前リサイクルショップだったので、内覧会に来てくださった方々は、あまりの変わり様に驚いたようです。―内覧会には、どれくらい人が集まりましたか。田村 3日間で560人ほどでしょう