ブックタイトルapollonia_201601

ページ
4/38

このページは apollonia_201601 の電子ブックに掲載されている4ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

apollonia_201601

2016.01 006Ye歯科のマーケティングを受け継ぐ経営ナカイデンタルオフィス大阪府岸和田市中井大介氏Nakai Daisukeマーケティングリサーチ会社に勤務の後、97年、朝日大学歯学部入学。2004年、大阪府・医療法人佑絢会勤務、かめもと歯科医院にて訪問診療に従事。05年、杉本歯科医院代理院長。07年、ナカイデンタルオフィス開業。スタッフ: 歯科医師1人歯科衛生士2人コーディネーター(助手)2人受付1人ユニット:4台 効率性と高付加価値を両立させる医院経営を目指すナカイデンタルオフィス。2005年、当時韓国・ソウルを中心に急成長を遂げていたYe歯科の存在を知り、その徹底したマーケティング志向から多くのことを学んだ。Ye歯科の経営母体が代わって日本との関わりが失われた後も、Ye歯科からの学びを実践し続け、歯科医療の業態変化のさきがけとなるべく奮闘中。社会人経験を経て歯学部に―歯科医師を志した理由は。中井 父が耳鼻咽喉科を開業していたのですが、跡を継いで医師になろうというつもりはありませんでした。中学、高校では水泳に打ち込み、卒業後は、東京と大阪でスイミングスクールのインストラクターをしていました。好きな水泳を仕事にできたにもかかわらず、何となく落ち着かない感じでした。東京に出たのは、できるだけ地元を離れたかったのと、バブル崩壊前後だったので「東京に出れば仕事がたくさんあるだろう」という期待もあったからです。 その後、大学受験も考えましたが、縁あって、あるマーケティングリサーチ会社に勤務することになりました。マーケティングリサーチは、名前から受ける華やかなイメージとは裏腹に非常に地道で、ある意味泥臭い仕事です。また、データをまとめる段階になるとほとんど休みが取れなくなります。給与は高かったのですが、自分の時間が全くない状況でした。