ブックタイトルapollonia_201601
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2016.01 094他業界からのメッセージ猫をテーマにした人形作りに挑戦─猫をテーマにした人形作りを始めたきっかけをお聞かせください。佐藤 高校生のころ、偶然、精巧なでき種のいたずら心が湧きました。しかし、いくら探しても私が手に入れたいと思うようなものは見つからず、猫好きの友人に尋ねても「かわいいものならいくらでもあるけど、リアルなものはない」と言われてしまいました。確かにそう言われてみれば、目だけは猫らしくらんらんとしているのに、体つきは猫というよりも犬や熊、狸のようなぬいぐるみばかりでした。 私はもともと物作りが好きで、そのころはちょうど自分が生涯をかけて取り組めるテーマを探している最中だったので、「猫好きの人が満足する猫人形がないなら、自分で作ればいい」と思うようになりました。しかし猫人形作りを始めてみると、猫をリアルに再現するのは想で本物そっくりな犬のぬいぐるみを見つけて、「これはすごい!」と思い母にプレゼントしたところ、一瞬驚いた後にとても喜んでくれました。この経験に味をしめて、今度は本物そっくりの猫のぬいぐるみを贈って驚かせたいという、ある 猫人形専門作家の佐藤法雪氏が羊毛フェルトで作る「リアル猫人形」は、どれも生き生きとした表情で今にも動き出しそうだ。猫人形作りを始めたきっかけ、猫人形作りにおけるリアルさの追求とは何か、歯科用器具に酷似した使用道具類などについても伺った。羊毛フェルトで猫をリアルに再現猫人形専門作家、日本羊毛アート学園【猫科】主任講師205佐藤法雪 氏日本羊毛アート学園 http://youmou.org/