ブックタイトルapollonia_201511

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概要

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2015.11 010有能な人材を育成できる医院にマスダ歯科医院埼玉県さいたま市増田一生氏Masuda Issei2005年、日本大学歯学部卒。11年、マスダ歯科医院院長。埼玉医大総合医療センター歯科口腔外科・口腔インプラント外来非常勤、スポーツ歯科外来主任。県立小児医療センター口腔外科担当医師。スタッフ: 歯科医師4人、非常勤歯科医師3人、歯科衛生士10人、歯科助手・受付6人、専属技工士1人ユニット:13台 埼玉県東大宮駅の近くにある「マスダ歯科医院」は3階建てで、オペ室用のライブカメラや2台のCT、光機能化処理機械など十分な設備を整えている。地域に根差した医院でありながら、う蝕・歯周病治療や矯正治療に加え、インプラント治療、口腔外科・スポーツ歯科などの治療も積極的に手掛けている。「どこに行っても活躍できるような歯科医療従事者を、この医院で育てていきたい」と話す増田氏に、診療に対する独自の考え方や姿勢について伺った。口腔外科にも積極的―どのような患者さんが多いのでしょうか。増田 地域の成人の方がほとんどですが、時に歯の脱臼や顎の骨折などの口腔外傷で来院する患者さんもいます。また、親知らずの抜歯や歯根嚢胞、顎堤形成術などさまざまな口腔外科治療を毎日行っているので、一般の歯科医院とはずいぶん違うと思います。 口腔外傷の小児患者が突然来院してきた際は、暴れる子どもの身体を押さえ付ける人、手術の準備を始める人などスタッフ間で役割を振り分け、迅速に処置に当たるので、院内は一気に慌しくなります。処置が長引く場合には待合室で待つ患者さんに事情を説明し、ひとまず帰っていただくようお願いすることもあります。 開業医になる前まで、私は埼玉医科大学総合医療センター歯科口腔外科・口腔インプラント外来の助教をしていました。日本口腔外科学会認定医、日本顎顔