ブックタイトルapollonia_1508
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2015.08 076歯科医院にも体温計? MERS対策はどうする? 中東呼吸器感染症候群(MERS)が、韓国で急速に感染拡大しています。院内感染だけでなく、家庭での感染も疑われる症例が出てきていることから、さらなる拡大も懸念されます。歯科医院でのMERS対策を考えます。感染症に詳しい歯科医師が指摘すること・ ハンドピースに付いた血や唾液よりも、歯科医院ではエアロゾルによる飛沫感染の方が危険・ 日本では、飛沫感染予防のためのゴーグルを着用している歯科医院が少ない・ 飛沫が床の隅などにたまると、カビ(アスペルギルス症(1)につながる)の原因に(1) アスペルギルス属の真菌類が原因で発生する日和見感染症。生花やエアコンの吹き出し口など室内のさまざまな所にいる真菌が体内に吸入され、増殖して起こる。免疫が落ちている場合は注意が必要で、治療が遅れると死に至ることも。●取材・文:編集部●取材協力:国立感染症研究所第三部四室Matsuyama Shutoku松山州徳 氏