ブックタイトルapollonia_201505

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概要

apollonia_201505

2015.05 006患者さん第一の診療体制と充実の設備ネクスト・デンタル東京都文京区櫻井善明氏Sakurai Yoshiaki1996年、東京歯科大学卒業。小野歯科医院に勤務。2000年、東京歯科大学大学院歯学研究科を修了。03年、さくらい歯科の院長として医療法人社団友和会に勤務。08年、タイヨウ・デンタル・オフィス開設。12年、友和会を退職、医院名を「ネクスト・デンタル」に変更。スタッフ:歯科医師1人歯科衛生士1人ユニット:2台 東京・湯島天満宮の前の大きなマンションの1階にある「ネクスト・デンタル」。落ち着いた雰囲気の院内はこぢんまりとしていながらも、マイクロスコープやCTなど最新の設備が整えられている。「自由診療専門で、患者さん一人一人としっかり向き合った診療を心がけている」と語る櫻井氏に、歯科診療に対する独自の考え方や姿勢について伺った。「インフォームド・チョイス」で患者さんの不安を解消―どのような患者さんが多いのですか。櫻井 口腔内の疾患について、深刻な悩みを抱えている患者さんが多いですね。当院の問診票に「歯科恐怖症です」と書く方が半数以上います。ただ私の意見としては、本当の意味での歯科恐怖症の患者さんは少ないと考えています。 来院する患者さんとじかに話してみると、歯科医師側の説明不足により不満・不信を抱いているケースがほとんどで、それがやがて不安となり、恐怖と感じられるようになってしまっているようです。患者さんと十分にコミュニケーションを図る上で、説明して同意を得るだけの「インフォームド・コンセント」ではなく、いくつかの選択肢を分かりやすく提示し、患者さん自らが納得して治療を選択する「インフォームド・チョイス」をしっかり行ってさえいれば、歯科医師への不満・不信は解消されるのではないか