ブックタイトルapollonia_201504
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2015.04 050経済・社会的評価 ライオンは2014年、啓発・広報活動の一環として日本、アメリカ、スウェーデンにおける歯科医師のイメージを調査しました。その結果、「好きな人・憧れの人」という答えがアメリカで4割にも達したのに対し、日本は1・9%にとどまりました。その分、日本では歯科口腔領域の予防への関心も薄いという結果となっています(図表1、2)。アメリカでは歯科医師の社会的な評価が高いというアンケート結果は他にも見られますが、日本だけでなくスウェーデンに比べても突出しています。 しかし、歯科医師自身はどう思っているのでしょうか。ADAが会員の現在と未来の経済信用指数を調べたところ、やや悲観的なデータが出ました(図表3)。 社会的イメージにしても、ライオンのデータとは逆の結果を示す論文もあります。ADAの機関誌『The Journal of 近代的な歯科医療を初めて学校教育で取り入れたアメリカは、20世紀を通じて「歯科先進国」として各国歯科医師の憧れを集めてきました。現在もアメリカ国内では、「歯科医師が一番良い仕事と見られている」というアンケートがあります。しかし、実際にはどうでしょうか。アメリカ歯科医師会(ADA)が発信した情報から、本当のアメリカ歯科界を探ります。●文:編集部“歯科先進国”の内部事情アメリカアメリカ歯科界の本当の姿