ブックタイトルapollonia_201504

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概要

apollonia_201504

2015.04 0482010年にインプラントへの批判 過去、歯科に関する報道の増加が見られたのは、2002年に市立札幌病院で歯科医師ら4人が書類送検された医科研修の問題でした。「歯科医師が医療行為をしている」と批判されたものです。 05年に報道数がピークを迎えていますが、この年は市立札幌病院問題の他に、何といっても「日歯連事件」が大きくクローズアップされました。 これに対して10年は、愛知県豊橋市で騒ぎになった「インプラント使い回し事件」が注目されています。 輸入統計などを見ると、08年が日本におけるインプラントの施術件数の大まかなピークで、この使い回し事件などをきっかけに、インプラントブームは下火になっていきます。一方で、適応の判断基準となる指針の構築や、必要に応じて臨床検査数値を確認したり、CT画像を検討したりするなど、歯科医療側の体制 日本大学松戸歯学部歯科麻酔学講座の加來洋子氏らの調べでは、歯科に関する報道数が著しく変化していることが分かります。●取材・文:編集部報道日刊紙、テレビに踊らされる歯科界歯科医療に関する報道数の推移1980(年)8182838485868788899091929394959697989920000102030405060708091011120 10 20 30 40 50 60(件)全事件数161件全報道数(記事・番組等)448件