ブックタイトルapollonia_201504

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概要

apollonia_201504

2015.04 030 週刊誌などで「歯科医師が余っている」「歯科医院はどこも経営難」と報道されるたび、今後、歯科界に新たな人材が参入しにくくなるとの懸念が広がっており、実際に影響が出始めているようです。 しんぽ歯科医院は、高校で必修化されたキャリア教育で、歯科医師・歯科衛生士とはどういう職業かを伝えるボランティア活動「16歳の仕事塾」に参加しています。データを基に高校生たちに明示しているのは、「歯科の仕事は有意義で、経済的にもそこそこ恵まれている」ということです。歯科関係者の多くが気付いていなかった、歯科界の姿を紹介してもらいました。高校生の「キャリア教育」で示した!歯科医療従事者の未来像●取材協力: ●取材・文: 編集部Shinpo Joichi新保城一特定非営利活動法人16 歳の仕事塾氏千葉県松戸市しんぽ歯科医院 院長Umezawa Mari梅澤真里氏しんぽ歯科医院歯科衛生士部長歯科医師が、歯科衛生士が 「16歳の仕事塾プロジェクト」とは、社会人が高校生に仕事や働くことの意義について話し、将来に夢や希望を持てるようにするキャリア教育を支援する活動。2013年度から東京都で「都立高校生の社会的・職業的自立支援教育プログラム事業」が開始されたのに伴い、しんぽ歯科医院も事業に参加している。 生徒の進路の傾向により、歯科医師の話を求める高校と、歯科衛生士の話を求める高校に分かれているが、最近の高校生は仕事に対してドライなところがあるのか、「学費はいくら?」「その仕事でいくら稼げる?」と現実的な質問をする傾向が強いようだ。