ブックタイトルapollonia_201502
- ページ
- 4/24
このページは apollonia_201502 の電子ブックに掲載されている4ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは apollonia_201502 の電子ブックに掲載されている4ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
apollonia_201502
2015.02 010出会いに支えられた歯科医師人生坂詰歯科医院埼玉県行田市坂詰和彦氏Sakatsume Kazuhiko1951年生まれ。1976年城西歯科大学(現・明海大学)歯学部卒業。歯学博士。明海大学歯学部客員講師。埼玉県歯科医師会社保指導委員。日本口臭学会理事。日本一般臨床医矯正研究会理事。日本生体咬合学術協会評議員。スタッフ:歯科医師3人、歯科技工士1人、歯科衛生士3人(うち1人栄養士)、助手1人(保育士)、受付(薬剤師)ユニット:5台駐車場:10台分 父親と10年診療を共にした後に引き継いだ医院を、2013年8月、目の前に移転。現在は、娘夫婦に継承する時期に差しかかっているという坂詰院長。教科書に縛られない幅広い知見を求めて研修会に参加し、確立してきた診療内容やさまざまな出会いに支えられたという歯科医師人生について聞いた。人とのつながりに恵まれた―先生は1951年生まれとのことですが、長年、歯科医師を続けてきたから分かったということはありますか。坂詰 歯科業界は狭く、付き合いが長く続きますから、人とのつながりが本当に大切だということです。人との出会いにおいては、よく周囲に「運がいい」と言われます。―どのような出会いがありましたか。坂詰 私は城西歯科大学(現・明海大学)の1期生卒業時に新設された、当時としては先進的な「一口腔一単位で患者さんを診る」総合臨床歯科学講座に助手として入局し、1年間各専科で研修後、学生の臨床実習を担当しました。 先輩のいない講座でしたので、学べないことは、エンドの大谷満・大津晴弘、総義歯の村岡博・阿部晴彦、矯正の島本和則、IDAの保母須弥也の各先生方の研修会や、医科歯科の卒後セミナーなどに、給料の大半が消えました。IDAでは、日本歯科医師会副会長の富野晃先生