ブックタイトルapollonia_201501
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2015.01 094他業界からのメッセージ 「介助」と「サービス」の概念を組み合わせた「サービス介助士」(ケアフィッター)という資格をつくり、サービス介助士の育成を行う日本ケアフィット共育機構代表理事の畑中稔氏。資格創設の経緯のほか、現在挑戦中の、耕作放棄地の再生や高齢者・障がい者雇用を生み出すためのモデル事業についても話を伺った。さまざまな人を支えられる人材の育成を目指す「サービス介助士」とは―こちらでは、主にどのような取り組みをされているのでしょうか。畑中 私たちは「共に育む」「実践する」「場をつくる」の3つを事業の柱に、「サーケアフィッター育成業畑中 稔 氏Hatanaka Nen公益財団法人日本ケアフィット共育機構代表理事http://www.carefit.org/めに、例えば鉄道やデパート、ホテル等サービスを提供する側が、高齢者や障がい者等さまざまなお客様を迎え受け入れる上で必要となる、「おもてなしの心」と「安全な介助技術」を学び、身に付けるための資格です。 英語では、介護( 介助)者のことを「caregiver」と言いますが、日本人がこの表現を聞くと、「ケアをしてあげる人」という印象に受け取られてしまうような気がして、「ケアをしてあげる・してもらう」という関係ではなく、一人ひとりに寄り添いながらケアを「フィット」させていく存在でありたいという思いから、「ケアフィッター(carefitter)」という造語をつくり、日本語名を「サービス介助士」としました。193ビス介助士」「防災介助士」「認知症介助士」の検定取得講座を開設し、資格取得者の育成と認定を行っています。 このうち真っ先にスタートした「サービス介助士」は、高齢者や障がい者が安心して社会参加できる環境を整えるた