ブックタイトルapollonia_201501
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2015.01 068コクランレビューが問いかける課題 2014年7月22日、コクラン共同計画が「歯科用インプラントの形状、表面性状と予後との関連を示す疫学的エビデンスはない」とのレビューを発表しました。これについて、インプラントメーカー大手のノーベルバイオケア社(本社スイス)のリチャード・ラウベCEOに、メーカーとしての基本的立場について伺いました。インプラントと長期的患者―臨床疫学上のエビデンスを国際的に築き上げるコクラン共同計画は2014年7月、「インプラントフィクスチャーの形態が予後と関連するエビデンスはない」とのレビューを発表しました。これについてどのようにお考えですか。ラウベ このレビュー自体が示していることは事実だと考えられます。しかし、比較対象となっているインプラントシステムの数が限定的で、国際的なインプラント市場の現状を必ずしも反映しているとはいえないことと、レビューの対象とした臨床論文の多くについて、インプラントの「成功」「失敗」を評価する期間が、いずれも1~2年程度と短すぎることから、やや疑問に思う点もあります。―どのような点でしょうか。ラウベ 当社だけではなく、一定の基準(事業規模、技術力、信用力)を満たしたインプラントメーカーは、自分たちが提インプラントの「成功」とは何か?リチャード・ラウベ氏ノーベルバイオケア社CEO●取材協力:Richard Laube●取材・文: 編集部