ブックタイトルapollonia_201412

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0722014.12安田編集室Newstopic163 世界保健機関(WHO)の口腔保健評価基準第5版(Oral Health Surveys:Basic Methods, Fifth Edition)が、諸外国で注目されています。単に歯科疾患の状態を把握するだけでなく、問診内容を拡充することで、非感染性疾患群(NCDs)にもつながるリスクファクターを簡単に抽出できるような配慮が評価されているのです。一方で、WHOの性格上、どうしても途上国や新興国の公衆衛生施策に偏る傾向は否めず、先進国である日本の歯科医療と口腔保健の現場に、このまま適用することは困難でもあります。今後、日本だけでなく、世界で注目されるNCDsと歯科口腔領域の健康について考えます。 歯科界を取り巻く事象、議論の中で、何に注目すべきなのか。事実報道の裏に垣間見られる新たな問題点は何か。NPO法人t.o.h.あなたの健康21「歯と口の健康を守ろう会」理事長の安田登氏から、歯科界が拠って立つべき視点をご提供いただくとともに、将来にとって「これが重要」と思われる問題点についてご示唆いただいております。NPO法人t.o.h.あなたの健康21「歯と口の健康を守ろう会」安田 登編集室長口談対辛聞き手:本誌編集長・水谷惟紗久