ブックタイトルapollonia_201409

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概要

apollonia_201409

2014.09 010乳飲み子を抱えながらの開業―歯科医師になるまでの経緯をお聞かせください。早坂 実家近くの東北大学を卒業した後、国試発表直前に結婚したため、夫の勤務地の東京に出て勤務しました。1軒目はごく普通の歯科医院で、2軒目は口腔外科中心の医院でした。 長男が生まれた時に1軒目の医院を、長女が生まれた時に2軒目を辞め、長男が3歳、長女が生後8週目の時に開業しました。―お子さんが小さい中での開業は大変だったでしょうね。早坂 身体が丈夫だったのが幸いしました。これといった病気をしたことがなく、出産も長男は20 分、長女は5分しかかかりませんでした。 子どもが2人になってからは、息子を保育園に、娘をベビールームに預けてから医院に向かう日々で、夜は娘の夜泣きで眠れず。自分の給料は全てシッター代に消える感じで、体力的にも経済的にも子ども連れも安心して通える設備・対応美都デンタルクリニック東京都世田谷区早坂美都氏Hayasaka Mito1965年生まれ。東北大学歯学部卒業。2001年開業。スタッフ:歯科医師1人歯科衛生士2人ユニット:3台 ?酒師、ワインソムリエ、ビアアドバイザー、チーズコーディネーターの資格を持つ早坂院長。これらの資格を得るための講義の共通点は、知識の前に必ず礼節を学ばされることだという。口コミによる来院者が多い秘密は、「礼節」や「基本的な治療」に重きを置く診療姿勢にあるのかもしれない。 乳飲み子を抱えながら開業した自らの経験を生かした、子ども連れでも来院しやすい医院づくりの工夫について話を伺った。