ブックタイトルapollonia_201409

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apollonia_201409

2014.09 074口会座辛談安田編集室Newstopic160 最近、う蝕治療に新たな方向性が示されています。ロンドン大学キングス・カレッジ・ロンドンは、「電気刺激によって窩洞を修復」という、にわかに信じがたい研究を発表して注目を集めました。日本では、東京工業大学と山口大学の共同研究で、「むし歯には、ハイドロキシアパタイト内の水素イオンの動きが影響している」というモデルが解明されています。これらの、う蝕を化学変化と捉える考え方のパイオニアである東京医科歯科大学・中林宣男名誉教授(材料学)に、近年になって進む諸研究の意義を伺いました。聞き手:本誌編集長・水谷惟紗久 歯科界を取り巻く事象、議論の中で、何に注目すべきなのか。事実報道の裏に垣間見られる新たな問題点は何か。NPO法人t.o.h.あなたの健康21「歯と口の健康を守ろう会」理事長の安田登氏から、歯科界が拠って立つべき視点をご提供いただくとともに、将来にとって「これが重要」と思われる問題点についてご示唆いただいております。NPO 法人t.o.h. あなたの健康21「歯と口の健康を守ろう会」安田 登編集室長