ブックタイトルapollonia_201407
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apollonia_201407
2014.07 066地域との関わりが変わってきた 数年前まで、大都市近郊の郊外では中規模(常勤歯科医師2~3人以上)の歯科医院の開業、拡大改装が相次いでいました。駐車場も大きく、最低でも「スタッフ数+1時間のアポイント数+α(ディーラー営業用など)」の台数を駐車できる広さを確保する必要があり、仮に県庁所在地の市で土地を購入した場合、法人化しなければ、今後予想される相続に重大な影響を及ぼすほど資産価値が大きくなってしまう所も出てきています。 しかし、このような地域社会の変容によって、スタッフの補充が利きにくくなっています。駅ナカか、駅周辺のテナントくらいしか求職者が集まらない事態になってきているのです。 原因としては、まず若者の車離れが挙げられます。車に乗らない人にとっては、郊外の国道沿いのエリアは「働く場所」とは認知されません。それに加えて、 定期管理型の診療が主体になってから、歯科医療は地域密着型の業種と見なされるようになってきたため、地域社会そのものを見つめ直す必要が出てきました。他方、TPP参加交渉が進む中、主要な相手国であるアメリカをはじめ、各国の歯科医療の現状と将来展望も知る必要があります。地域(ミクロ)、世界(マクロ)を多元的に取材しました。●取材・文: 編集部「地域」「世界」から歯科医療の将来を見通すミクロマクロ