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Apollonia_201406

0482014.06 私は独立する前、会計事務所で歯科医院経営のサポートをしていました。そのころを振り返ってみると、長期的な視点が欠けていたなど、見落としていたポイントが多かったことに気付かされます。 もちろん力量の差はありますが、会計事務所は会計や税務のプロであり、「経営支援全般のプロ」ではありません。今後適正なお付き合いをしていただくための参考として、どんな視点に欠けているかというポイントをご紹介します。長期的な視点がない? 時々、「何のために開業医をしているのか分からなくなった」という相談を受けることがあります。開業歯科医師の中でもGPの面白いところは、・患者さんの年齢層と一緒に成長・加齢(良い意味で)していくという点にあるのではないでしょうか。家庭医として地域になじんだ歯科医師は、専門医よりも長期間にわたって患者さんのカルテを残していることが多いものです。 逆に、必要以上に技術志向が強く、地域に根付く気持ちが希薄で、患者さんの生活に関心がない「自称専門医」の多くは、短期的な視点の診療・経営に走り、地域での立ち位置を見失いがちです。「何のために……」という思いを抱いた場合、そのような状態に陥っていないか確かめてみてほしいのです(図1)。 「長期的に安定した歯科医院づくり」とここ 3 3●取材・文:編集部●取材協力:坪島秀樹Tsuboshima Hideki㈱だいのう代表取締役氏会計事務所見ていない!?はを警 告?