ブックタイトルap_tachiyomi_1405
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2014.05 020都内勤務から福井で開業へ―開業までの経緯を教えてください。永井 最初に勤務したのは、ドクター5、6人の都内の医院でした。勤務医の大半は大学時代のアメフト部つながりだったので、上下関係の厳しい総合病院の歯科でした。その代わり、とことん面倒を見てもらえる利点がありました。 例えば、私が入った際に開業を控えていた先生がいたのですが、「半年間開業を延ばして、永井に仕事を教えてやれ!」という上からの指示の下、熱心に指導していただきましたし、開業した元勤務医が病気や新婚旅行で休診になるときは手伝いに行ったりしていました。―その医院の診療内容などの特徴は。永井 当時はバブル絶頂期だったこともあり、自費の治療が多く、一人を1時間かけてじっくり診ていました。義歯の人工歯を選ぶときは、丸顔、卵型など、患者さんの顔の形を考慮した形態を指示するのが当然と考えていました。大変な時期に支えてくれた周囲に感謝医療法人永井歯科医院福井県福井市永井 理氏Nagai Makoto1959年生まれ。鶴見大学歯学部卒業。1987年開業。スタッフ: 歯科医師6人(うち非常勤3人)、歯科衛生士10人(うち非常勤2人)、歯科技工士2人、歯科助手2人、受付5人(うち非常勤1人)、事務長1人(非常勤)、トリートメントコーディネーター2人ユニット:9台駐車場 :30台 自称「時間貧乏」だったという永井院長は、歯科医院以外にもさまざまな業種の経営を手掛け、またプライベートでもバイタリティーあふれる多忙な生活を送っていた。しかし、ある日突然倒れて生死の境をさまよって以来、生活も意識も一変したという。助け合うことの重要性を意識しつつ、個々のスタッフのやりがいに配慮した医院での工夫などについて、話を伺った。