ブックタイトルap_tachiyomi_1404
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2014.04 046 人々の生活の場にお邪魔する訪問診療は、多様で画一的な正解答案がありません。そこで、訪問診療に取り組んでいる9カ所の歯科医療機関(病院含む)に、工夫やノウハウをこっそり紹介していただきました。●取材協力:日本訪問歯科協会●取材・文:編集部訪問診療の需要開拓、ちょっとしたアイデア需要開拓自己紹介程度でも定期的に会合を持つ滋賀県・小川歯科医院 地域で、定期的に医療・福祉の関係者の有志が集まって会合を開いている。自己紹介と職種案内、活動状況の報告くらいのものだが、互いが顔の見える関係作りをする中で、他の職種と個人的な付き合いができるきっかけ作りの場となっている。そこで友人となった医師やケアマネジャーを経由して、訪問診療の依頼が来るようになった。「見える事例検討会」発足佐賀県・タナカ歯科 平成25年度在宅医療連携拠点事業のリーダー研修「多職種による見える事例検討会」が、地元の伊万里有田地区で医師会中心に立ち上げられた。2月9日に第1回の検討会を開催したばかり。「見える事例検討会」は連携に向けた具体的な課題解決を目的としており、自分も歯科医師として参加している。訪問診療をしている歯科医師にとって心強い。 検討会ではさまざまな意見が出されたが、歯科に関連する事柄がなく少し残念だった。私の考えでは、認知症予防に対する噛むことの重要性から、残存歯数、補綴の有無、対合関係等の検査も組み込むことを、次回の検討会で提案したい。熱心な内科医院が核となっている長野県・K歯科医院日本訪問歯科協会に寄せられた