ブックタイトルap_tachiyomi_1402

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2014.02 050白衣からユニフォームへ 豊山洋輔氏(神奈川県・聖母歯科医院)によると、つい最近まで、ユニフォームの色をコミュニケーションの一手段と考え、有効利用している歯科医院には、まずお目にかかれなかったとのこと。10年ほど前までは、歯科医院のユニフォームといえば歯科メーカー扱いの(国内大手メーカーの)製品がほとんどで、色彩心理学などは全く考慮されていないといえるものだったということです。その結果、 10年ほど前まで、日本の歯科医院では歯科医師も歯科衛生士も、受付すらも白衣が当たり前でした。しかし、歯科医院経営の多様化に伴い、職掌別にカラフルなユニフォームを採用したり、一般的なポロシャツなどを頻繁に交換する方が清潔と考える歯科医院が増えてきました。今後の変化を占います。ユニフォーム選択のポイントクライアントである患者さんに、無用な緊張を与えていたと考えられます。歯科医療の現場では、無用な緊張は排除すべきと、豊山氏は考えているのです。 「医療現場は白衣」という常識が最初に覆ったのは、精神科領域だとされています。白衣恐怖症への対応という意味合い機能・安全・経営面から見る埼玉県・田中歯科Ishizuka Hiromi石塚ひろみ氏埼玉県・金子歯科診療所Kaneko Hisaaki金子久章氏●取材協力:神奈川県・聖母歯科医院Toyama Yosuke豊山洋輔氏●取材・文: 編集部