ブックタイトルap_tachiyomi_1401

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2014.01 008リニューアルを機に継承―現在の医院を継承されるまでの経緯をお聞かせください。谷野 わが家は祖父の代から歯科医師なので、私も自然に歯科医師を目指しました。大学院では総義歯の講座に入り、昼間は外来をこなし、夜に研究していました。また、週2回は父の診療所でアルバイトをしていました。 大学では総義歯を、父の診療所では子どもから大人までの幅広い治療を学べたことで、臨床家としての幅が持てたと思います。総義歯の患者さん自体はそれほど多くないのですが、大学で得た補綴の知識や技術は、それ以外でも大いに役立っています。―大学院修了後は。谷野 自分の方針で診療してみたいと考え、スーパーの中にある医院の分院長になりました。患者数がものすごく多かったので、多くの臨床経験を積むことができました。―医院を継いだきっかけは。継承、リニューアルで新たなスタート谷野歯科医院埼玉県川口市谷野文宣氏Tanino Fuminori1978年生まれ。東京医科歯科大学大学院修了。2012年に現医院継承。スタッフ: 歯科医師2人(うち非常勤1人)、歯科衛生士2人(うち非常勤1人)、助手2人(うち非常勤1人)ユニット:4台 父親からの継承を機に医院をリニューアルした、3代目の谷野院長。 とかくもめることの多い親子継承だが、ストレスなく同じ診療所で父親と診療し、すみ分けもうまくいっているという。その秘訣やリニューアル時のこだわり、施工会社の選定とリニューアルの具体的な効果などを伺った。