ブックタイトルap_tachiyomi_1312
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予防の時代へ強力なシフト2013年の歯科界を振り返るリンデ氏への授章とインプラントバッシング―毎年、12月号の「安田編集室」では、その年の歯科界を振り返るのが恒例になっています。 私はここ数年、『医療経営白書』(日本医療企画)の歯科領域関連の記事執筆を担当していますが、締切の都合から、どうしても上半期の出来事が中心になってしまうため、ドイツ・ケルンで開催された国際デンタルショーでのCAD/CAMブームに目が行きました。 しかし、恐らく今年の最大のトピックは、日本にペリオドントロジーを伝えたヤン・リンデ氏への旭日中綬章の授与(?)ではないかと思います。これは、予防への取り組みに国が理解を示したということなのでしょうか。安田 国際的に予防への関心が高まっているのは、主としてカリオロジーの領域だと考えられますが、日本ではう蝕が減少に転じていて、逆にペリオの分野での課題解決が求められています。リンデ氏への授章によって、日本の歯科医師がペリオドントロジーを学んだことの社会的意義が高く評価されたことは極めて重要だと思います。 まず、ペリオは天然歯だけの問題ではないということに注目すべきでしょう。今年は、インプラント死亡事故の裁判(?)が注目され、一般マスコミによる「インプラントバッシング」も盛んでした。また、西欧諸国を中心として社会的な問題にまで発展?ヤン・リンデ氏に旭日中綬章授与『日本歯科新聞』11月6日号