ブックタイトルap_tachiyomi_1306
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0532013.06特 集口腔疾患の新プロトコル歯科医師の主張に対する医科の見方口腔にも病巣感染があります歯周病が全身疾患につながります 歯周病原因菌そのものや内毒素によって、心臓疾患や糖尿病などの全身疾患のリスクが上昇する。「フロスをしないと死にますよ」。 慢性炎症、慢性感染症は口の中にもある。歯科ではこれを「う蝕」「歯周病」と呼んでおり、特定の他疾患に対するリスク因子と考えられるのだが……。医師にとっては意味不明病巣感染説を採る医師から見れば納得しやすいこれなら糖尿病などとも関係があるだろうね。「歯周病」って言うな! 「歯周病を放置すると、冠動脈疾患や糖尿病、低体重児出産につながるリスク因子となる」という説が、アメリカを中心とする歯科医師によって盛んに唱えられたのは90年代のこと。現在は、医科側から「エビデンスが十分ではない」との批判が出るようになっています。 これは、単に臨床疫学的な研究モデルや病態生理学的な病因の説明が不十分だったというだけの話ではありません。医師の側から見れば、・う蝕、歯周病を歯科口腔領域に限局した疾患と捉えることに疑問があるということなのです。 近年、日本を中心として一部の内科系医師によって研究が急速に進められている分野が、「病巣感染」という局所的な慢性疾患です。歯科治療を含めた病巣感染へのアプローチを行い、難病とされてきたIgA腎症など多疾患を治している内科医の堀田修氏(宮城県開業)など、新たな形の医科歯科連携の例が出てきていはあ?何言ってんだ?