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2013.06 064I nterview音楽療法による障害者歯科医療機能維持・向上だけでなくQOLの改善も重要な目的「口腔ケア」はこんなに広い範囲を指す・ 顔の筋肉、舌のストレッチ体操・ 歯みがき(指導)、口腔清拭・ 摂食嚥下訓練・ 発声訓練、会話、歌(音楽療法を含む)・ 呼吸法トレーニング・ 頭頸部、肩、腕、手のストレッチ体操 (摂食嚥下機能などの維持目的)・ 嚥下体操・ 顔の審美ケア (リップクリーム、口紅、基礎化粧品)歌う口腔ケア『歌うことが口腔ケアになる』甲谷至 著 あおぞら音楽社 音楽療法とは、音楽を活用して健康維持、障害の改善、治療効率の向上を目指す一連の介入で、主としてデイサービスや障害者医療施設の現場で広く採用されています。セッションという1時間程度の音楽活動を行うことで、摂食嚥下機能の維持改善、誤嚥性肺炎の予防を目指します。いずれに対しても高い効果が認められるため、高齢者歯科医療には、音楽療法の併用が今後の重要なカギになるのではないでしょうか。(編集部)神奈川リハビリテーション病院歯科口腔外科部長日本音楽療法学会認定音楽療法士甲谷 至氏Koya Itaru※「音楽療法士」は日本音楽療法学会の認定制度