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0102013.05溝口 尚氏●みぞぐちたかし 1968年生まれ。93年日本歯科大学卒業。日本口腔インプラント学会指導医、日本レーザー歯学会指導医、日本顎咬合学会咬み合わせ治療認定医、歯科医師臨床研修指導医、日本歯科先端技術研究所常任理事スタッフ: 歯科医師11人(うち非常勤2人)、歯科技工士3人、歯科衛生士15人、歯科助手6人、受付4人、総務1人、経営事業部1人(4月現在)ユニット:16台 患者さんが健康を保ち、「なりたい自分」になれるよう、歯科医師としてサポートをしたいと考えている溝口院長。インプラントの専門医・指導医として高度な治療に取り組む一方、地域歯科診療所として予防や訪問診療にも力を注ぐ。患者さんへの思いや、歯科医院として社会的責任を果たすための組織づくりの方法などについて聞いた。社会的責任を果たすための歯科医院づくりインプラント専門医として最期までケア―どのような診療に力を入れていますか。溝口 私自身は口腔インプラント学会の専門医ですので、インプラントを中心に手掛ていますが、医院としては「We are your Natural Life Navigator」というコンセプトを掲げ、患者さんが「なりたい自分」になれるよう、レーザー、矯正歯科、審美、アンチエイジングなど多岐にわたって取り組んでいます。また、訪問診療にも積極的に取り組んでいます。―インプラントと訪問診療は関係するのでしょうか。溝口 私は先輩に「埋入したインプラントの本数の多さを誇るな。そのインプラントにトラブルが起きてしまったときに、撤去するところまでケアして初めて1本と数えろ」と言われた言葉を、深く心に刻んでいます。 たとえインプラント治療でおいしい食事と楽しい生活を提供できたとしても、その5年後、埋入当時は予見できなかった他の疾患などで寝たきりになってしまい、当院に来られなくなってしまうかもしれません。通院できなくなった患者さんのケアに取り組んだり、口腔内がどのような状況になるかをきちんと知っておくことが、インプラント専門医としての使命だと考えてい石川県金沢市医療法人社団溝口デンタルオフィス