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2013.05 122 前回に続き、NTTクラルティ㈱の小高公聡氏に、ホームページのバリアフリー化のヒントを伺います。バリアフリー化のポイント ホームページについてのアクセシビリティを定義しているのは、国際標準である「WCAG(Web Content AccessibilityGuidelines)2.0」と、これに基づき2010年に改定された日本工業規格「JIS X8341-3 : 2010」です。これらの基準に沿い、総務省が中心となって2010年から官公庁や公共サービス企業のホームページのバリアフリー化を進め、現在さまざまな事業者にも広がりつつあります。 例えば、視覚障害者の立場から見て、不便なホームページには以下のような事柄が挙げられます。①画像の代替テキストがない②色の判別が条件になる内容がある③文書中にスペースが入っている 具体的には、ホームページのメニュー部分の多くは画像になっていますが(図1)その画像を説明するテキストが入っていない これからの超高齢社会、国際化社会においては、多くの歯科医院に身体障害、感覚機能障害、外国語使用などのバリアを積極的に取り除く社会的責任が課せられています。それらのバリアを取り除くことにより、新たな患者層を開拓できるという医院経営上の大きなメリットも期待できるでしょう。(編集部)アクセシブル医院になろう誰もが利用しやすい歯科医院を目指して第8回障害者の視点でホームページを作る(下)NTTクラルティ㈱メディア開発部 営業企画担当課長小高公聡氏